Komodo Edit 7.1の初期設定例

自分がWindowsへインストールした時のメモです。
殆ど好みの問題ですが説明を入れつつ紹介します。

画面

初期状態は簡素なので各ペインを表示します。
メニュー→View→Tabs & Sidebars→
Projectにチェック
Toolboxもチェック(後でここにソースツリーが出ます)

アドオン追加

※環境によっては先に後述の Web & Browser からProxy設定が必要です。


メニュー→Tools→Add-ons

  • Sites 0.2.2

ローカルとリモートのファイルツリー。
以前は「JSTreeDrive」「Komodo Drive Tree」「Remote Drive Tree」のあたりを入れてましたがこれ1つで大丈夫そうでした。
サーバ上のファイルを開いて保存すればサーバ上に反映され、リモート側にファイルの新規作成も可能です。
ファイルのオーナーやパーミッションまでは見れないようです。

  • ColorTab 1.0.3

テンプレートやcssやjsファイルなどファイル名によってタブの色を変えられます。

  • NST - New Source Tree 0.59

ソースツリーです。
PHPJavaScriptCSS、HTMLなどで使ってます。
JavaScriptではメソッドの書き方によっては出なくなったように思います。
あと、このアドオンは大きいhtmlファイルを開く時かなり重くなるので注意です。

  • TODO helper 1.4.4

プロジェクト内を指定した文字列で全文検索して表示しているような感じです。

  • AutoCode 1.061

メソッドの上で「/** Enter」と入力すれば引数を見てPHPDocやJsDocの雛形を生成してくれます。
その他jsやbatファイルが実行できるようになったり、PlacesのファイルをAlt+クリックでファイル名をコードに入れられたり細々と色々な機能を含みます。
http://www.xjsfl.com/support/setup/komodo/autocode

  • Emmet 1.0(元Zen Coding)

HTMLコーディングを凄く効率化できるアドオンで紹介記事も多いですね。

  • その他

Tweak UIの「タブにX階層上のディレクトリ名も表示する」という機能がちょっと良かったんですが、
現在のところVer7には対応してないらしいです。必要と思った時にまた考えるとして見送ります。


MoreKomodoの「Unicode Table」は結構気に入ってましたのでVer7対応待ちです。
http://community.activestate.com/xpi/morekomodo#comment-9422


Uploaderアドオンはファイル保存をトリガにしてサーバにアップロードといったことが出来るようになります。
が、使ってないので名前の紹介だけ。


Komodoのアドオンはごった煮が多い様に思いますので何がどの機能を持ってるか分からなくなる事がありますね。


アドオンを入れ終わったらKomodo再起動します。

設定

メニュー→Edit→Preferences

Appearance

Show Komodo Start Page on startup のチェックを外す
※スタートページは使ってないため


Side Pane Layouts を全部 Horizontal tabs に。
※縦並びタブやドロップダウン式がいまいち使いづらいので全て普通の横並びタブに

Code Intelligence

Maximum number of rows shown in autocomplete [10]
※初期値の5だと狭く感じたため


API Catalogs で jQueryKomodo にチェック

Editor > Key Bindings

最初に設定を変更するときに設定名を問われます。その設定は

C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\ActiveState\KomodoEdit\7.1\schemes\<付けた名前>.kkf

にファイルとして保存されます。

Komodo 5.2はRoaming、6.0以降はLocalでした。
WindowsXPはApplication Dataにありました。
Komodo終了時までファイル出力されなかったかも知れません。


→General: Preferences... を選択して New Key Sequence にフォーカスを当てて F12 を押して Add ボタン
※最初は設定変更で何度も開くので、真っ先に登録しておくと便利でした。


→Code: Go to Definition に F4 をAdd
Flash Developで押し慣れたため


→Code: Complete Word と
 Code: Complete Word (backwards) を Clear
→Editor: Trigger preceding AutoComplete list or CallTip に Ctrl+Shift+Space を Add
※こう変えた理由を忘れましたがメモに残っていたため


→Find: Incremental Search から Ctrl+F を Clearして、
 Find: Find... に Ctrl+F を Add
※検索ダイアログからCtrl+Pでプロジェクト内全文検索に切り替えという操作をよくするため
ダイアログ側を入り口にしています。(Ver6以前と同じ動作)

Editor > Indentation

Prefer Tab characters over spaces にチェックを入れ
[4] Width of each Tab character

※タブ文字でのインデントにします
タブのインデントはコーディング規約で禁止されてることが多いので最近は敬遠気味です

Editor > Save Options

Fix whitespace on save:
Clean trailing whitespace and EOL markers にチェック
Always clean current line にチェック
※保存時の行末スペースの自動削除です
※ただ、チーム開発でソースをバージョン管理してる時、意図しないDiffが発生する場合がありますね

Fonts and Colors

こちらもKey Bindings同様、設定を変更するときに設定名を問われ

C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Local\ActiveState\KomodoEdit\7.1\schemes\<付けた名前>.kkf

に保存されます。(拡張子違い)


→Fontsタブ
Encoding: Default
エンコーディングごとにフォント設定ができるという意味
 →Fixed Width
 MSゴシック…にしたいところなのですが、ここでひとつ問題があって
 日本語名のフォントは一覧に出るのですが選択状態が保存できません。
 上記ksfファイルをエディタで開いて
 CommonStyles の default_fixed の face に 'MS Gothic' と入力して保存すればOKです。

 サイズを[11]に


→Common Syntaxタブ

bracebad のフォントサイズを16
※よく分かりませんがこれでエディタの行間が広がります


comments の Italic を解除し Foreground もオレンジに


Color Picker to use: を
john_dyer_color_picker に

Internationalization

Use encoding defined in environment:: co932 のチェックを解除し UTF-8 を選択


Date & Time
Formatを「%Y/%m/%d %H:%M:%S」に

Languages > PHP

Use this interpreter の [Browse] から
ローカルのphp.exeを指定

New Files

EOL: UNIX(\n)

Servers

接続情報入力して[add] (SitesアドオンやUploaderアドオンで使用)


Default Connection Timeoutを[3]
※接続先の設定ミスなどでタイムアウト待ちになると固まるので短くしています

Web & Browser

ConnectionのSettings...でAuto-detect等
※アドオン取得のためのプロキシ設定

Color Tab (アドオンインストール後)

*.phpや*.tplを追加して自分のイメージする色に指定


CSSの後ろの方の「border: 1px solid #000 !important;」を削除します。
※ボーダーが気に入らないため


そしてこのCSS入力欄、-moz系プロパティが使えます。
虹色にしてみたりタブを傾けたり色々遊びましたが、とりあえず

-moz-transition: background-color .6s ease-in;

と末尾に入れてフェードインっぽくアニメーションさせてみました。